強力馬力単車屋☆WIZARD-2
Z1 Z2 純正パーツ専門店 750RS
WIZARD-2の部屋 (日々の修理ブログ)
重複しますが全て主観で簡単にまとめて見ました。
カワサキZ1Z2のキャブレターのブログ。
マニュアルによる主なオリジナルデータ:大体の目安にして下さい。
Z1初期キャブレター
タイプ:VM28SC
メインジェット:112.5番
パイロットジェット:20番
ジェットニードル(針状):5J9-3(クリップ上から3段目)
エアスクリュー:1回転と1/2戻し
実油面:3.13+-1mm
Z1初期以降
VM28SS
メインジェット:112.5番
パイロットジェット:17.5番
ジェットニードル:5J9-2(クリップ上から2段目)
エアスクリュー:1回転と1/4戻し
実油面:3.5+-1mm
Z900A4
タイプ:VM26SS
メインジェット:115R
パイロットジェット:17.5番
ジェルットニ^ドル:5DL31-3
エアスックリュー:1回転と1/4+-1/4戻し
実油面:3+-1mm
Z1000A1
Type VM26SS
MJ:107.5R
NJ:O-6
JN:5CN8-3
PJ:17.5
PS:1回転と1/4戻し±1/8
Z1000A2
Type VM26SS
MJ:105R
NJ:O-5/2
JN:5DL31-3
PJ:15
PS:1.0±1/8戻し
Z1R(D1)
Type VM28SS
MJ:107.5R
NJ:O-3orO-1
JN:5CN12-3
PJ:15
PS:1.回転と5/8±1/4戻し
Z1000MK2(A3)
Z1R-2(D2)
Type VM28SS
MJ:105R
NJ:O-1
JN:5CN15-3
PJ:15
PS:1.回転と1/4±1/4戻し
kawasaki THE HISTORY OF Z
こちらのカワサキHPで大画面にして初期型Z1に付いているキャブレターが見れます。
72初期型Z1のキャブレター。補強用の縦リブがありません。ドレンはメインジェット交換が容易なアルミの17mmの六角です。同調が狂いやすいのでステンレスのプレートを増やしたりしていました。
アイドリング調整ノブ |
小さくて見えにくいですが72初期型のリブ無しのキャブレターが付いてます。
72初期型Z1のヤブレター(上記リンク先のカワサキHPのZ1より切り取り貼り付け)下の73初期型Z1に付いている補強ようのリブが有りません。
73初期型Z1のキャブレター。チョークレバーは72と同じです。熱変形によって
スロットルバルブの作動が悪くならないように補強用の縦リブがオマケ程度に付いています。ドレンは72初期と同じです。
Z2A:75RSのキャブレター
下からみた73初期型Z1のキャブレター |
OH中の73Z1初期型キャブレターの内部
遠い昔の記憶では確かZ1Z2の初期の頃のキャブレターのジョイントはOリング付きのタイプでした。それでOリングが割れてたので新しい物を部品注文したら上記のような一体の物が来ました。画像のジョイントも30年近く前の物なのでもっと前のジョイントなのでしょう。
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Z2:750RS キャブレター主なセッティングデータ。(サービスマニュアルによる)
タイプ:VM26SS
メインジェット:115R
パイロットジェット:17.5番
ジェットニードル:5J9-3
エアースクリュー:1回転と1/4戻し
実油面:ボディ合わせ面下部から2.5~4.5mm
Z750four(D1)
タイプ:VM26SS
メインジェット:102.5-R
スロージェット:15番
ジェットニードル:5CN8-3
エアースクリュー:1回転と1/2+-1/4戻し
実油面:2~4mm
Z750FX-1(D2)
タイプ:VM26SS
MJ:97.5-R
PJ:15
JN:5CN8-4
エアースクリュー:1回転と1/2戻し
実油面:3+-1mm
Z2750RSで一番多いタイプのキャブレターチョークが樹脂です。 |
チョークが樹脂のタイプでもZ1A等(タイガカラー)ドレンが初期型と同タイプも存在する。
(2016.3.5追加:Z1A/Bのパーツリストでは画像のキャップ式のドレンとなっていますが実車ではZ1Bには真鍮のマイナスの後期型ドレンが付いていましたのでいつ変更になったかは不明です)
|
Z2A以降のキャブレター。補強用のリブの厚みが増しています。750RSに一番よく見かけるタイプです。
初期型ではないZ2A:750RSのキャブレターのチョークレバー。初期型以降はチョークレバーが樹脂で覆われています。
多分Z1Aの途中からドレンが真鍮のマイナスボルトに変更されたのではないかと思います。(画像D1)
Z750FOUR D-1のキャブレター。このモデルからチョークレバーの樹脂が無くなりました(赤矢印)
Z750FOUR D-1のキャブレターのアイドリング調整用のノブ(黄矢印)
同調の調整はインシュレーターに負圧計のホースを取り付けてマイナスのアジャスターで調整します。(矢印は関係ありません) |
現在開発中?のキャップ装着時と同じ状態で負圧を調整できるWZD2オリジナルカバー。 |
Z1000MK2のキャブレター(750FX-1も同じ)のアイドリング調整用ノブの位置が
変更になりました。
画像のように3番のキャブレターから負圧コックへ繋がるホースが有ります。MK2と同形状で負圧の取り出しのないキャブレターはZ1Rです。
Z750FX-1からチョークの爪の形状が変わりました。(A4~D1までは下記のA4キャブの上から2枚目の画像と同じです) |
Z750FX-1のアイドリング調整のノブはここにはありません。 Z750FX/Z1000MK2【形状は同じ)のキャブレター。チョークレバーはZ750four(D1)と同じです。 |
US仕様のZ1000MK2の加速ポンプ付きキャブレター
まとめ
①初期型
ボディ後方の縦リブ無し、チョークレバーがラバー差し込み、ドレンがキャップ式
②初期型後期
ボディ後方の縦リブ有り、チョークレバーがラバー差し込み、ドレンがキャップ式
③初期型以降前期(Z1A)
チョークレバーが樹脂でドレンが初期タイプ(フロートチャンバーのみ交換されてたかも知れません)
④Z1A(Z1F-32818以降)/Z2A
チョークレバーが樹脂で覆われている、ドレンが真鍮のマイナスのネジタイプ
ここまでがZ1/Z2:750RS
以降は
⑤Z900A4/Z750fourA4/A5タイプ
⑥Z1000A1/Z750four(D1)タイプ
⑦Z1000A2
Z1000A2は負圧コック式なので3番キャブレターに負圧取り出しが有、エアスクリューが無く、パイロットスクリューとなっている。詳しくは下記のリンクからどうぞ。
⑧Z1000MK2/Z750FXタイプ
排気量で口径、セッティング等は異なりますが外観の形状は同じ。
(輸出する地域等で細かい仕様の違いが有り。Z1000MK2等のUS仕様は加速ポンプが付いていたキャブレター有り。
⑨Z1R(D1)
Z1000MK2と同形状ながら負圧コック式で無い為に3番キャブレターに負圧取り出しが付いていません。
Z1000A1/2のキャブレターのディテールはこちらへ。
Z1Z2等のキャブレター分解画像
Z750four(D1)キャブレターのニードル脱着
番外編
ヨシムラ ミクニ VM29
横から見るとMK2等と形状は似てます。アイドルアジャスターは上側に付いてます。
プレミアム価格になってしまいましたね。
まとめ
①初期型
ボディ後方の縦リブ無し、チョークレバーがラバー差し込み、ドレンがキャップ式
②初期型後期
ボディ後方の縦リブ有り、チョークレバーがラバー差し込み、ドレンがキャップ式
③初期型以降前期(Z1A)
チョークレバーが樹脂でドレンが初期タイプ(フロートチャンバーのみ交換されてたかも知れません)
④Z1A(Z1F-32818以降)/Z2A
チョークレバーが樹脂で覆われている、ドレンが真鍮のマイナスのネジタイプ
ここまでがZ1/Z2:750RS
以降は
⑤Z900A4/Z750fourA4/A5タイプ
⑥Z1000A1/Z750four(D1)タイプ
⑦Z1000A2
Z1000A2は負圧コック式なので3番キャブレターに負圧取り出しが有、エアスクリューが無く、パイロットスクリューとなっている。詳しくは下記のリンクからどうぞ。
⑧Z1000MK2/Z750FXタイプ
排気量で口径、セッティング等は異なりますが外観の形状は同じ。
(輸出する地域等で細かい仕様の違いが有り。Z1000MK2等のUS仕様は加速ポンプが付いていたキャブレター有り。
⑨Z1R(D1)
Z1000MK2と同形状ながら負圧コック式で無い為に3番キャブレターに負圧取り出しが付いていません。
Z750four(A4)のキャブレター。D1と形状は似てますが固定用のプレートが上部についてます。 |
こちらから見るとD1等と変わり有りません。 |
唯一補強のプレートが付いています。 |
RSやD1等とは違うチョークノブ。形状自体は初期型に似てます。 リンクの取り付け部rやアイドリング調整ノブのステー等がD1等全然違います。 |
上記のD1の同調調整アジャスターとかなり形状が違います。 |
Z1Z2等のキャブレター分解画像
Z750four(D1)キャブレターのニードル脱着
番外編
ヨシムラ ミクニ VM29
横から見るとMK2等と形状は似てます。アイドルアジャスターは上側に付いてます。
フロートチャンバーの形状が加速ポンプが付ているMK2の物にも似ています。(加速ポンプは付いてません)
プレミアム価格になってしまいましたね。
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