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2014年12月27日土曜日

Z2:750RS~Z750FXまでの エンブレムの系譜

強力馬力単車屋☆WIZARD-2




Z2:750RS~Z750FXまでの エンブレムの系譜

まずはフューエルタンクのエンブレムから

一番上がZ2初期型のショートピッチのエンブレム。真ん中がZ2/A~Z750four(D1)までのエンブレム。一番したがZ750FX(D2/D3)のエンブレム。

次がサイドカバーのエンブレム。

上から750RSのエンブレム。中がZ750four(A4~D1)までのエンブレム。エンブレムの下にFOURのゴールドのデカールが貼って有ります。
一番下がZ750FXのエンブレです。



同じZ750のエンブレムですが上のD1のエンブレムはZの文字が小さくて750の文字が角文字です。下のFXのエンブレムはZの文字が大きくて750の文字は丸文字です。


FXはZ750のエンブレムの下に画像に有るFXのエンブレムが貼って有りました。(FXのエンブレムはZ400FXと共通)



カワサキZ1Z2ではありませんが小文字のロングピッチのフューエルタンクエンブレムも有りました。Z400FX(E1)とかの物だったでしょうか?













2014年12月24日水曜日

Z750FX-1とZ750FX2/3との違いについて。

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カワサキZ750FX-1とZ750FX2/3との違いについて。





Z750FX-1とFX-2について少し説明しておきます。Z750FXには本来1は付いてません。Z750FXが正式名称です。FX-2と区別する為に1を付ける傾向にあります。

Z750FX次期モデルとして軽量コンパクトを売りで登場したZ750FX-2。

しかし名称のみ継承して中身はまったく別物でしてシリーズモデルでも兄弟モデルでも有りません。

ですからFX-1がFX初期型でFX-2がFX-1の2型だと思い違いをしてはいけません。
簡単な見分け方はZ750FX-1は車体番号がZ750D(Z750fouD1と同じ)から始まっています。

Z750FX-1はZ2系シリーズ最終モデル的位置に有ります。
Z750FX-2以降は車体、エンジン構造的にZ650ザッパー系(当時ナナハンキラーと呼ばれた。)です。
だから、車体、エンジンにあまり互換性が有りません。

Z750FXは系統的に元祖はZ2:750RS
Z750FX2は系統的にシリーズでは無いが元祖はZ650four


Z2の系統はZ2/Z2A/Z2B(ここまでが750RS)、Z750four(A4,A5,D1丸タンク最終型)、Z750FX-1(D2,D3)でシリーズとしてここで完結してます。

Z750FX(D2/D3) 外観はZ1000MK2と殆んど同じ。
Z750FXにもD2とD3モデルが有ります。Z750FX/Z1000MK2を知りたい方は下のリンクへGO!

Z750FX-1/Z1000MK2その1はこちら

         Z750FX-1/Z1000MK2その2はこちら



下記に主なモデル(FX-2)の系統をまとめてみました。


Z750FX-2の系統としてはZ650four(B1/B2)を元祖として新たにZ750FX-2、Z750FX-3、Z750GP、GPZ750/F(A1/A2)、という流れになります。ゼファー750もエンジン構造的にはこちらに入ります。(Z750ターボも)

Z750FX-2の元祖Z650(愛称:ザッパー)。軽くて良いバイクでした。





Z750FX-2(丸タンクでテールが角)軽量コンパクトが売りでした。
エンジンはZ650をボアアップした物です。でも丸タンクと角テールのアンバランスのせいか売れませんでした。



Z750FX-3(角タンクに変更)角タンクになってバランスが良くなりました。


Z750GP(DFIフューエルインジェクション)テールとサイドカバーの形状変更でシャープになりました。今だったらキャブ付けて乗りたいですね。






GPZ750F(A2)リヤサスがモノショックとなりデザインがGPZ1100Fと同じようになりました。GPZ900Rニンジャに通じるデザインですね。

番外編ではスペクター750とかとも有りました。



ゼファー750

Z1の系統はZ1/Z1A/Z1B、Z900A4、Z1000(A1/A2)、Z1R(D1/D2/D3はA4と同時期)、Z1000MK2(A3/A4)シリーズとしてはここで完結。

その後Z1000J1/J2/J3、Z1000R1/R2、Z1100GP(B1/B2)、GPZ1100F(A1/A2)、Z1100R1、GPZ1100F(A3)。でシリーズ完結(P,K,M等は省略)

以上です。何かのお役に立てて下さい。
(画像は勝手に転載しましたので不都合あればご連絡下さい)

ついでに
Z2:750RSのZ2は型式で750RSが名称。またZ2を年式で区別すればZ2/Z2A/Z2B(形式的にZ1にはあるBは無いらしいですが色分け、年式的にBにしておきます)となります。

そしてZ750four(A4/A5)まで型式はZ2です。(車体番号ではZ2Fとなってます)

Z750four(D1)~Z750FX(D2/D3)までが型式Z750Dとなります。














2014年12月19日金曜日

Z750FX-1(D2) 左サイドカバー内


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Z750FX-1(D2)左サイドカバー。FXの証(カラーはオリジナルでは有りません。)形式はZ750four(D1)と同じZ750D。外観はZ1000MK2と殆んど同じです。

左サイドカバーを外すと他のZ系では見られないカバーがされてます。

固定用のネジを外すと下側に開きます。左のフィンが付いているパーツがレクティファイヤレギュレターです。RS~D1まではレクティファイヤ(整流器)とボルテージレギュレターが別体(よく故障して過充電になりバッテリー液が減ってました)でしたがFXから1体となり現在の物と変わりない物となりました。

レギュレター右横の黒いBOXがヒューズBOXです。形状はD1と同じですがカプラーと配線位置が変更されてます。D1のフューズBOXの配線を加工すれば付きます。

今ではレア?純正車載工具。エアクリーナーのサイレンサーの上に工具箱が置いてあるだけです。

キャブレターからエアベントチューブがサイレンサーへ接続されていて直接大気開放しないようになってます(D1等にはチューブ取り付けようのパイプは付いていません)。後年のアフターパーツではチューブ差込部に穴が開いていないタイプも有りました(穴の開いてないタイプサイレンサーにエアベントチュープ差し込むとキャブレターのチャンバー内の大気圧が保たれなくなるので要注意です)

サイレンサーの形状はD1等と殆んど同じですがエア吸い込み口に丸いキャップが3本のネジ止めされて少し高級っぽくなりました。


こちらがD1のサイレンサー。


テールカウル内に書類れのBOXが有ります。






2014年12月12日金曜日

Z1000A1/A2 キャブレター


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Z1000A1/2 φ26キャブレター。負圧式のフューエルコックなので3番のキャブレターから負圧をとるようになってます。画像のはA2の物だと思います。


外観は国内のZ750four(D1)等と変わりませんがエアスクリューが有りません。

その変わりにパイロットスクリューが付いてます。



それとスロージェットの位置が1番2番と3番4番と対照的な位置に付いています。今でもコスト的に同じキャブレターを4連並べるのですが何かこだわりがあったのでしょうか。

チョークレバーはZ750four(D1)等と同じです。
VM26SSサービスデータ

Z1000A1
Type VM26SS  MJ:107.5R  NJ:O-6 JN:5CN8-3 PJ:17.5  PS:1回転と1/4戻し±1/8

Z1000A2
Type VM26SS MJ:105R  NJ:O-5/2  JN:5DL31-3 PJ:15  PS:1.0±1/8

実油面:ボディ合わせ位置から2mmから4mm。
メインジェット:107.5番(画像のキャブレターには105番が付いていました)
スロージェット17.5番(画像のキャブレターには15番が付いていました)
パイロットスクリュー戻し:1回転と1/4プラスマイナス1/8
ニードル段数:3段。

ちなみに実油面に合わせる為のフロート高さはボディにガスケット装着状態から23mm~24mm位でした。(ニードルバルブは社外品(ナプコ)なので純正のニードルバルブだと参考にならないかも知れません)