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2016年12月23日金曜日

Z1000MK2 DID219 124リンクカムチェーン等いろいろまとめ。

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


訂正がありましたのでこちらブログから再開です。

DID219T、本来はカート用のチェーンなのですがサイズが同じなのでZ1Z2等にも使用できます。嬉しいのが純正廃番となっています124リンクが入手できる事でしょうか。グレード的には219Tの下にSTDの219HTMが有り、219Tの上に219HTZというピンにSDH加工(スーパーダイハード)を施したものが有りHTMの1.4倍の強度との事です。


219Tの箱の裏にはエンジンに使用出来ることが書いてあります。このチェーンが純正同等品でしょう。オイルに浸かっているので大丈夫。





こちらが従来のゴールドチェーン219HTMより強度の高い219HTZです。有りがたい事に122リンク、124リンクとZ1Z2、Z1000MK2のサイズが有りチューンドエンジンの強化カムチェーンとして使用できます。ただしカムチェーンを強化しただけではだめです。純正のアイドラーだと1年も持たないので市販のアイドラーに換装して下さい。



ボルト探してたら出て来たのでアップしておきましょう。219FTH、小判型のヨシムラ等が使用していた強化カムチェーンのゴールドです。ヤマハOW01やカワサキZX7R等に採用されたようです。




219FTH、20年以上前の物です。SDH加工がされてます。ハイチューニングエンジン向きです。アイドラーと同時交換した方が良いです。

上がヨシムラの強化カムチェーン、下がゴールドタイプの912FTH。




純正のアイドラーの壊れ方としてはギアとベアリングの間のラバーの割れと言うか剥離してギアが前後左右遊びます。それでヘッドを削ったり、バルタイが狂ったりしてました。1年で壊れて捨てるのもなんだからギアの部分を再利用して、ギアとベアリングの間に2017を圧入してポンチで叩いて、ギアの強度はそのままに軽量ハイブリッドなアイドラーに作り替えたりしてました。カシメ用のチェーンは古くはヤマハGX500等のカムチェーンの交換用等で有りました。現在ではSR400等も使用しています。26年位前に確か’89位のFZR1000のカムチェーンがカシメでリンク数がZ1Z2と同じだったか120リンクにッジョイントをかまして122リンクにしたかは忘れましたが、付けてた記憶があります。その頃買ったヤマハの特殊工具が今でも眠ったままになってます。
ただですね、どんなに良いパーツ付けてもオイル管理が悪いと意味ないのでオイル管理はばっちりやって下さい。ドライブチェーンも同じで管理が良い悪いでは寿命は倍半分以上違いますから・・・860cc位の排気量だと、走行4万Km以上で20年以上使用した(サーキット走行含む)ヨシムラの強化カムチェーン等は2~3mmしか伸びませんから良いパーツ付けた後はオイル管理次第ですよ。




久しぶりにヤマハのツールでカムチェーンをカットしてみた。精度が良くなくてピンのセンターがズレる事があるのでカットにはコツと根性が必要です。


片山チェーンのCK2。4ヤマハの特殊工具よりピン位置の固定がしっかりしているのでカムチェーンのカットが簡単にできます。

それで、ドライブチェーン等のツールのようにカシメも出来るようにステンのビスで制作(ナメコのような物)

SETしてみる。

左の穴あきのボルトをステンのキャップボルトと差し替えてカシメ工具の完成。カシメ具合は来年と言う事で・・・・

2017年1月6日219FTS(S)の記事を削除しました正しくは下記です。

219TとHTZは上で説明したので219FTHと219FTS(S)です。
説明しよう。219FTHと219FTSの違いはHとTにあります。Hはプレートが厚くて強度が有り、Sはピンに処理がしてあり耐摩耗に優れてます。

219FTHは小判型の強化カムチェーンとして使用できます。強度がありますので大排気量、レース向きです。


耐摩耗に優れているので、長く使い方はこちら。




219FTS(S)の外箱の裏面の注意書き。エンジン内で使用できる事が記載あります。








219FTHと219FTSのプレートの厚みを計測してみました。こちらが219FTHのプレートの厚みです。1.2mm有ります。

こちらが219FTSのプレートの厚みです。約1mmです。219FTHの方が20%程プレートが厚いです。
強度をとるか、耐摩耗性をとるかは・・・・あなた次第です。で強度耐摩耗性を合わせた物はないのかと・・・・


219HTZも計測してみると約1.38~1.4mm(正しくはメーガーのデーターを参照して下さい)で219FTSの約1.4倍の厚みでピンにSDH処理がされているので強度が有って耐摩耗性にすぐれてます。やはりZにはZを冠したカムチェーンできまり!!(但し、カットやカシメは出来ません)


おわり



2016年12月20日火曜日

Z750FX(D2) タコメーター取り出しのオイル漏れ修理-2

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純正新品のリリースロックタイプのプレート。ボルトはステンキャップボルトの15ミリを使用して(そのままでも付きましたが)1ミリのワッシャをいれて純正の14ミリの長さに合わせる。(説明しよう)リリースロックとはタコメーターギアのシャフトとブッシュ(ホルダー)が焼き付きを起こしギアが破損する事を防止する為にロックした時に回転方向へブッシュと共周りさせてギアの破損を防止する機構である。だからZ1Z2のように固定されていなくで固定してもブッシュは多少動きます。


信越シリコーンKE45Wを塗ってタコ取り出しのブッシュを装着。

プレート装着。

ここからが肝心。ヘッドの熱でオイルシールが硬化するのが早いのでオイル漏れを止めるには何度もオイルシールを交換するようになるのでオイルシールから漏れたオイルをタコメーターケーブルに溜める方法をとります(この方法が一番長持ち)。その為にタコメーターケーブルも新品に交換しておきます。ガスケットにK45Wを塗布。ガスケットはMK2/750FXから純正設定されてますがZ1Z2にも装着可能です。



タコメーターケーブル外へオイルが出ないようにKE45Wを塗布。

はみ出したKE45Wを拭き取る。

この状態でエンジンを始動せず、24時間おいておく。以上、自己責任でヨロシク!!

角Zもカッコ良い

                オイル漏れなし

 オイル漏れなし


 オイル漏れなし


 オイル漏れなし

          ブレーキフルードを交換

 狭い隙間からホースを装着。国産の物よりぱブリーザーのパイプ径が大きいのです。

11ミリのレンチが有れば簡単にエア抜きが出来ます。

おわり



2016年12月17日土曜日

Z750FX(D2) タコメーター取り出しのオイル漏れ修理

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車検で入庫しました。タコメーター取り出し部のオイル漏れが酷いのでパーツ交換します。

キャップボルト以外は純正で揃います。15mmのキャップボルトに1mmのワッシャを入れてボルト突き出し量を純正サイズにします。

画像ではわかりませんがブッシュも0.1mm摩耗していました。

新品のブッシュにOリンゴを装着。

一番摩耗していたのはタコメーターギアでした。走行88000kmにして初交換です。


組み付ける前に焼き付き防止の為、マイクロロンで処理します。

アセンブリルブの中

摺動部に塗る。

ヒートガンで加熱しながら摺りこむ。

ギアにもはみ出したルブを塗布。


つづく。